和彫りで昇り龍

和彫り昇り竜脚

本日紹介したい写真はZERO佐世保店在籍、HAGAによる龍の和彫り(途中経過)!!

モチーフは、龍、菊、波、珠。

場所は脚一本。

これまたダイナミックです。

赤と紫を用いた菊が、シリアスで、でも野生的で、

上品なイメージをもたれやすい菊がここまで進化されるとは・・・!

アーティストは魔法使いのようです(Ò∀Ó)

こちらの刺青は脚一本ですから、やはり一周されてるようです。

人によって痛みはそれぞれですが、

太股の裏、膝、膝の裏

は相当な痛みだったでしょう・・・(;▽;)

一般的に痛いといわれている場所です。

さて、ではモチーフの意味を勝手に推測していきます笑

♥龍

こちらの写真は昇り龍ですね。

昇り龍は「出世」という意味が一番有名な気がします。

その通りで、特にこちらの龍は、上に昇っていますが、頭は下向き。ここに彫師のこだわりが詰まっているんじゃないかな、と思います。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがありますが、

意味は、

稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。

英語のことわざもあるそうです。

The boughs that bear most hang lowest.(一番実のなっている枝が一番低く垂れ下がる)
The more noble, the more humble.(偉い人ほど高ぶらない)

(引用元:故事ことわざ辞典/http://kotowaza-allguide.com/mi/minoruhodokoube.html)

写真の龍の立ち振る舞いは、鑑です。

常に前へ進んでいく人にとって、心強いモチーフなのではないでしょうか。

心折れてクサクサになっても、左足の龍が自分の顔を睨んでいるのですから、ギョッとしつつも励まされるのでは。笑

ちなみに龍単体には、覇者皇帝、といった意味合いもあります。

自分の体に覇者を飼うなんて、素敵ですね♥

 

♥菊

花言葉は「高貴」

日本の秋の花として有名ですが、実は中国から伝来しました。

こちらの菊には紫色が使われていますが、紫色の意味も「高貴」です。

飛鳥時代当時、冠位十二階が制定されたことによって、その人が着る衣の色で階層が分かったそう。

そして紫は最高位にのみ許された色だとか(Ò∀Ó)

他にも、高徳の僧侶は紫色の衣の着用が許されたとか・・・

高貴×高貴はめっちゃ高貴って奴ですね笑

 

 

和彫り昇り竜脚

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